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村上 三和子

更新日:2021年6月7日

Miwako Murakami

 

PROFILE

1958年 佐賀県生まれ

1993年 一級技能士取得(陶磁器加飾部門)

2014年 NHK BSプレミアム「鑑賞マニュアル 美の壷」出演

2018年 秋篠宮殿下 総裁ご就任30周年記念品制作

1993年 一級技能士(陶磁器加飾)取得

1995年 伊万里・有田焼伝統工芸士取得

2019年〜国立大学法人佐賀大学芸術地域デザイン学部非常勤講師




伝統技術である染付・色絵の両方を駆使し、古典的な作風から現代的なデザインの作品まで幅広い引き出しを持つ村上三和子さん。


伝統技術を継承しながらも、村上さんの最大の魅力は筆で描かれる「独自の線」をお持ちである事。








筆を手に取り、寸分狂わず真っ直ぐに線を引く事や伝統的なデザインを描き写すには高度な技術を必要としますが、彼女は一度その技術を高いレベルまで習得した後に、自らその「線」を崩すことに苦悩されました。


それは自らの作品を表現するために、自分だけが持つ線が必要であった事。



その独特なタッチから描かれる作品は骨董(古き良き物の別の言い方)の写しや現存する人や動物、植物であっても彼女の特徴が躍然と表現されています。

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